世界観


○獣人の闊歩する異世界。西部開拓時代の雰囲気を持ちつつもどこか違った場所。
そこでは人間は珍しく、上流階級の愛玩動物として扱われることが殆どだった。

○舞台となる一地域。そこでは大地を母とし、天を父と仰ぐ狼人の一族と、文明を友とする犬人の一族が対立していた。 発端はある鉱石だった。狼人達の聖地から発見された鉱石は、瞬く間に犬人達の注目を集め、聖地を巡る争いが続いた。 その後、戦いに疲弊した狼人達は犬人達に住処を追われ、迫害されつつも慎ましく森で生活することを選び、現在に至っている。



ストーリー


 いきなりの騎兵隊の襲撃でさらわれ、狼の集落から犬の町に連れさられた"私"(主人公)。
"彼"は野蛮な狼から"私"を助け出したつもりのようで、"彼"は"私"に優しくしてくれる。
"彼"の屋敷での暮らしは何不自由なく、"彼"もほかの人たちも優しくて集落に居た時のように着るものや食事に困ることはない けれど、それはたぶん…珍しい"人"である"私"を愛玩の対象とみての…
ペットに対しての優しさで……



今夜も"アイツ"の遠吠えが聞こえる……まだ"私"をさがしているのだろうか?




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